kun432's blog

Alexaなどスマートスピーカーの話題中心に、Voiceflowの日本語情報を発信してます。たまにAWSやkubernetesなど。

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YAPC::Fukuoka 2017 HAKATAに行ってきた

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札幌、大阪、に続き、福岡にも行ってまいりました。今のところ皆勤賞です。ちょっと時間も経ってしまいましたがまとめます。

tl;dr

  • 博多は空港も新幹線もアクセスいいし、いい感じにまとまっていてとても暮らしやすそう。
  • LINE福岡シャレオツだった。Wi-Fiも電源もあって環境最高だった。
  • ラーメンうまかった!

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トークのまとめ

レガシーPerlと「今」を組み合わせ、開発を継続し続ける方法 (山下和彦さん)

speakerdeck.com

レガシーなPerlとうまく付き合っていく方法。私も数年前、更にもっと古いPerl5.Xと付き合っていたことを思い出しました。。。。 ここでもDockerやgoがうまく活用されている様子。docker、ちょっと最近改めて勉強中。さらっと使えるようになりたいと思います。

稼働中の Web サービスの Perl 処理系バージョンアップをしていく話 (astjさん)

speakerdeck.com

当たり前だが、バージョンアップはコツコツやろうという話。確かにこれサボると次がどんどん苦しくなる。これも技術的負債だよね。 なかなか上の方の人には理解してもらいにくい話だと思うのだけど、きちんと意義を説明して、一定の稼働を見込んでやっていけるようにしたい。

ウェブセキュリティの最近の話題早分かり(徳丸浩さん)

www.slideshare.net

おお、あの徳丸さんだ、ちょっと感動。しかも最近の脆弱性案件をデモ交えつつというなかなか見れない光景。 脆弱性はきちんと対応しないといけないとは思うものの、脆弱性情報だけだとよくわからない場合もあったり、実際にやられるケースが想像できなかったり、で後手に回ることもある。が、こうやって実際に見せられると怖いね。コツコツ、タイムリーに対応していけるようにしたい。

コンテナを「守る」仕組みから、中身を理解しよう!(近藤宇智朗さん)

speakerdeck.com

dockerなどのコンテナを支える基本的な技術の紹介。コンテナ便利なんだけど、こういうのをきちんと知っておけば、パフォーマンスだったりとかリソース管理にとかっていうところで役に立つはず(クラウドなら気にしない富豪的アプローチになるのかもだけど)。dockerあらためて慣れておこうと思ってた矢先なのでとてもよかった。

システム障害をめぐる冒険 (タケタニヒロト

(資料見つからず)

時間が足りなくて、実際のコマンドとかを見れなかったのは残念。ログをいろいろ調べたりするのにワンライナーは非常に有用なので、そのあたりのノウハウとかちょっと知りたかったなー。

Productive Development Organization (柴田博志さん)

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チームとしての生産性を上げるにはツールなり環境なりを整備するというところはもちろんなんだけど、制度だったり組織だったり、というところもやっぱり重要なんだな。ここはエンジニアとしては苦手というか変えれないと決めつけてるようなところもあるので、頑張っていきたい。個人的に、一般職的な人にgithub使ってもらう、というところのノウハウはもっと掘り下げて聞いてみたいところ。

ランチセッション

今回もお弁当いただけました。非常にありがたいことです。

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未来のプログラマー達へ ~Perl入学式卒業生から~ (tomcha_)

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tomcha_さんは、一度なにわPerlに参加させてもらったことがあって、そのときに少しだけ話したのとTwitterフォローしてるぐらいしか面識ないんですが、まさかお役人さんだったとは。。。この業界的な経験とかだけなら多分私のほうが長いと思うんですが、こうやって実際にアクションを起こされている方を見ると、経験とかそういうことではなくて、勇気を持ってアクションすることが何かを生み出すには必要なんだなとほんと実感します。見習わないと。

未来志向のCPANモジュール開発 - アイデアを生み出し実装する方法 (木本裕紀さん)

未来指向のCPANモジュール開発.pptx - Microsoft PowerPoint Online

「業務に役立つPerl」は、ちょうど仕事でワンライナーやらスクリプトやらガンガン書いてたときに、もっと系統立ててやりたい、と思ってたときにちょうど発売されたので、結構読み込ませてもらいました。CPANモジュールを作った経緯を、アイデアとか発想の仕方とうまく絡めてパターン化されていて、非常に分かりやすかったのが印象的。いろいろわからなくても、真似たり試行錯誤して手を動かすのが大事というのは、最近実践していることなので今後も継続していきた。

Web API の未来 (Takatsugu Shigetaさん)

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個人的に業務でAPIを書くこともない(そもそもプログラマではない。多少使ってる部分はあるけれども。)というところで、REST+JSONってのがそこまでいろんな遺産を背負ってるとは思ってなかった。とはいいつつ、自分でJS書くようになって非同期とかめんどくさいなーとは思ったし、APIのRate Limitみたいな話はあながち関係ないわけでもないので、GraphQLみたいなものが今後どういう風に改善していくのかは興味を持って追っていきたいと思う。

グローバルなエンジニアを目指す為の入門的な話 (YUさん)

www.slideshare.net

個人的に業務でもやっている部分なので非常に興味があったトーク。とはいってもせいぜい言語切り替えて表示するだけなんだけど。タイでメールアドレスを持っていない人が多いから電話番号等を認証に使う方が良いとかはなかなか知り得ないよね。こういうのはほんとにやってみないとなかなか得れないノウハウだと思うので、こういう場で聞けるのはホント貴重。

i18nとかl10nとか非常にややこしいので、このあたりも参照すると良い。

d.hatena.ne.jp

そいや、こういう本も出るらしいです。 tatsu-zine.com

The plan of Aniki 2.0 (karupaneruraさん)

www.slideshare.net

すいません、ORマッパーは使っていません。。。。が興味だけはあるので今度試してみようと思っています。

サービスディレクターの意思決定を支える技術(AirReaderさん)

speakerdeck.com

Googleのツールの話。これ非常に興味はあったのだけど、自分で使うわけではなくて会社の同僚で技術系ではない人たちでも使得るかどうかという観点で見てました。が、ブログの方でも書いてあるとおり、Analyticsとかタグマネージャとかってきちんと使うには知識と理解が必要(Analyticsとかあまりいじったことないですが癖は感じます)というところをきちんと理解できるかどうか、だなと。私の周りでAnalytics使ってる人できちんと理解してる人っていない気がしてて。その辺が課題ではあるけども、まあ使えるツールをうまく使うというのは大事ですね。

Inside Evalpark - the evolution of sandboxing(Dan Kogaiさん)

Welcome to evalpark!

danさんが前からこういうのをやっていたのは知っていたけど、sandboxみたいな環境においては、自由度とセキュリティというところのバランスを色々工夫する必要がある、そしてそれがまさにコンテナだというところで、とても印象的だった。

巨大Perlプロジェクトに、Dockerが出会った(acidlemonさん)

speakerdeck.com

またもやコンテナネタ。ローカル開発環境でのいろいろな辛みを解決するためにDockerを入れた話。ローカル環境の話はトライしやすいとは言えど、CIも含めてきちんとされているようですごいなぁ、と思う反面、やっぱりDockerは開発プロセスに組み込んで使うことが前提になるので、商用への導入はそのあたりも含めてトータルでやらないとやっぱり厳しいんだな。全体的なプロセスも考えつつ、今後も少し勉強していこうと思いました。

LT

長野雅広さん

冒頭の謝罪がw Solr使って、機械学習でタイムラインのパーソナライゼーション。高速化がすごい。

Masayuki Matsukiさん

songmuさんのモジュールの話。というかほんとすごい数。木本さんのアイデアの話とも通じるところがあった。

高山温さん

脆弱性報奨金制度の話。無理筋はやらずに企業ごとに考える。とても現実的な内容でよかった。

codehexさん

Okinawa.pmの話。というか、次はYAPC::Okinawaかー、いいなー、行きたいなー。

nasa9084さん

Emacsの話。というか、Emacs使ったことなくて、最近はVS Code。。。。

Keynote(山本 竜三さん)

というところで、飛行機の時間もあり実はここでタイムアップ・・・・

まとめ

なんか日頃の疲れを多少引きずったままの参加となってしまったのだけど、やっぱりいい刺激を確実にもらえるのがYAPCだなー。とても楽しかったです。

今回もご当地ステッカーもらえたし。

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空港でもラーメン

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さて、次は沖縄、ということなのだけど、これさすがに家庭内稟議も日程調整も厳しい感を感じています。。。。 が、なんとか皆勤賞目指したいところ。。。。

yapcjapan.org

2017年6月に読んだ本

相変わらずNode.jsとかJavaScriptの日々を続けてます。今月は38冊。

  • Node本は基礎を終わったのでWebアプリフレームワーク本に進んでいる。ハンズオン形式なので時間はかかるがわかりやすい。あとは、もう少し基本的なJavaScriptに寄った感じの本を数冊中古で買ってみた。まだ読んでないのでわからないけど、しばらくはJSのシャワーを浴び続けてみるつもり。
  • GCP本とりあえず読んで、GKEやりたいしそろそろdocker真面目にやるかということで、docker本読み直し中。
  • コミックは先月の大規模なセールで買った積ん読と無料をちまちまと。
  • 技術書とマンガ以外があんまりないのは反省。

やや内容的に停滞気味かな。読む気もあんまり起きない感じ。。。。ブレイクスルーがほしいなぁ。

読んだ本の中で良かったもの

GCPの入門書らしい入門書。多少は触っているのだけど、本で系統立てて学ぶのが一番すっきりする。個人的にはAWSよりもGCPのほうがいいなーと思うことも多々あるのでもっと覚えていきたい。世の中的にAIがバズってる感じなのでそのあたりを意識した構成なのだけど、個人的にはAIよりもビッグデータ系サービス入れた方がいいと思う。続編を期待。

イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本

イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本

自分が読むためじゃなくて後進育成の研修用資料作成のアンチョコとして。うちのエンジニア、インフラっていうかネットワークエンジニアが多いので、上のレイヤーは案外知らないんだよね。内容的には一通りカバーされているので必要十分な感じ。ここからもう少しピックアップして研修資料作ろうと思う。

今月読む本

Web Development with Node and Express: Leveraging the JavaScript Stack

Web Development with Node and Express: Leveraging the JavaScript Stack

引き続き。chaper8まで来た。多少古い感じになりつつあるのでちょくちょく詰まるところもあるけど、やっぱりハンズオン形式は良い。今月中に終わりたい。

KubernetesでGKEきちんと使ってみたいのと、そろそろvagrantから卒業したいということで。vagrantで全然困ってないし手慣れてるんだけど、dockerも同じぐらい手慣れた感じになれば楽ちんかなと。普段から使ってるわけではないとやっぱり覚えられないんで。

dockerもNodeももっと手慣れたい。

その他読んだ本

マンガで読む名作 ソクラテスの弁明

マンガで読む名作 ソクラテスの弁明

球場ラヴァーズー私が野球に行く理由ー 01 (ヤングキングコミックス)

球場ラヴァーズー私が野球に行く理由ー 01 (ヤングキングコミックス)

AIの遺電子 6 (少年チャンピオン・コミックス)

AIの遺電子 6 (少年チャンピオン・コミックス)

竜と勇者と配達人 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

竜と勇者と配達人 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

サチのお寺ごはん(1)(A.L.C.DX)

サチのお寺ごはん(1)(A.L.C.DX)

ピンポン(1) (ビッグコミックス)

ピンポン(1) (ビッグコミックス)

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2017年5月に読んだ本

GWを挟んで相変わらずNode.jsとかJavaScriptやってます。こつこつ積み重ね、ということで5月の読書記録。

  • Node本やっと読み終わった。手を動かしつつだとなかなか進まないけど、1冊通してやるとやっぱり違うなと実感。達成感もある。
  • とはいいつつ、基本的なJavaScriptの知識もまだまだ、ということでJS本をいくつか読んでみた。初心者向けだと内容的に物足りないし、中級以上になると言語仕様に寄りすぎてて、次の1冊をどうすればいいのか模索中。
  • コミックは、ちょうど大規模なセールがあったので、今まで読んだことのない作家さんのものを中心にピックアップしてみた。ちょっと刺激になれば。
  • それ以外は、小説、エッセイ、ビジネス書と、今月は多少バランス良く色々読めたかな。この調子で引き続き。

今月から少しフォーマットを変えて、もう少しアウトプットを意識してみる。とはいいつつ、急に変えるのはしんどいので、まずは良かったものを少しコメント付きで紹介。

読んだ本の中で良かったもの

Node.jsの2冊めに読む本、というにはちょっと毛色が違う気もするけど、一通りやれることと書き方に慣れる、という意味では良かった。Electronとか機械学習とかのさわりが知れたのもよかったかなと。形態素解析とかベイズ統計とか今興味が出てきているんだけど、そこはちょっと我慢でベタにExpressとかのWebアプリケーション周りで手を動かしていく予定。

星野リゾートの教科書

星野リゾートの教科書

名が売れたビジネスマンってだいたいワンマンかつアイデアマンなイメージが有ってその成功論をトクトクと語るってのが多いんだけど、この本はそうではなくて、いろいろなビジネス書の名著を教科書・お手本にしているのが基本でそこから外れたことはしない、というのがとても興味深かった。これなら自分でもにもできそうと思えるんのがよい。紹介された本もまた読んでみたい。

その他読んだ本

入門者のJavaScript (ブルーバックス)

入門者のJavaScript (ブルーバックス)

中学3年間の数学を10時間で復習する本

中学3年間の数学を10時間で復習する本

笑いのカイブツ

笑いのカイブツ

あなたのための物語

あなたのための物語

赤ファンのつぶやき

赤ファンのつぶやき

SE 1 (ジェッツコミックス)

SE 1 (ジェッツコミックス)

ダンベル何キロ持てる?(1) (裏少年サンデーコミックス)

ダンベル何キロ持てる?(1) (裏少年サンデーコミックス)

天野めぐみはスキだらけ! 6 (少年サンデーコミックス)

天野めぐみはスキだらけ! 6 (少年サンデーコミックス)

猫なカノジョと犬の僕

猫なカノジョと犬の僕

呪街(1) (アフタヌーンコミックス)

呪街(1) (アフタヌーンコミックス)

村上海賊の娘(1) (ビッグコミックス)

村上海賊の娘(1) (ビッグコミックス)

ククルカン 1巻

ククルカン 1巻

ククルカン 2巻

ククルカン 2巻

ククルカン 3巻

ククルカン 3巻

ククルカン 4巻

ククルカン 4巻

テンプリズム12【電子特典付き】

テンプリズム12【電子特典付き】

テンプリズム10【電子特典付き】

テンプリズム10【電子特典付き】

テンプリズム11【電子特典付き】

テンプリズム11【電子特典付き】

テンプリズム4

テンプリズム4

テンプリズム9【電子特典付き】

テンプリズム9【電子特典付き】

テンプリズム5

テンプリズム5

テンプリズム6

テンプリズム6

テンプリズム8【電子特典付き】

テンプリズム8【電子特典付き】

テンプリズム7

テンプリズム7

今月読む予定

Web Development with Node and Express: Leveraging the JavaScript Stack

Web Development with Node and Express: Leveraging the JavaScript Stack

ということで引き続きNode.js。ベタだけどExpressでWebアプリ周りを。でもこの本、ハンズオン形式で非常に良い感じ。

AWSに続いてGCPも頑張る。できれば資格取りたいなー。使うことはほぼなさそうなんだけど、体系立てて覚えれるし、目標と成果が見えやすい。AWSGCP両方の認定エンジニアってなんか響きが良いねw