2020/12/19追記
VoiceflowのGoogleアクション連携はすでにDialogflowからActions Builderに移行しています。この記事の手順は、記事作成時点のDialogflowからActions Builderへの移行途中の手順であり、現在はもう不要です。
公式のフォーラムに質問が上がってたのですが、Googleアクション向けの新しいIDE「Actions Bulder」がリリースされたことにより、Actions on GoogleのUIがちょっと変わりました。それに伴い、VoiceflowでGoogleアクションを作る場合の連携手順が少しだけ変わっていますのでまとめておきます。
新しい連携手順
1. Actions on Googleへのアクセス
Actions on Google にアクセスして、"Go to Actions Console" をクリック。
2. プロジェクトの作成
"New project" をクリックして、新しいプロジェクトを作成していきます。
プロジェクト名を入力、言語・国を選択して、"Create Project" をクリック。
プロジェクトのタイプは "Custom" を選択、"Next" をクリックします。
変わったのはここですね。この画面で上にある6つの選択肢を選ぶと "Actions Builder" でプロジェクトが作成されてしまい、(おそらくですが)Voiceflowで連携できなくなってしまうと思います。
なので、一番下までスクロールすると・・・ここに以前と同じDialogFlowと連携させるためのリンクがありますね。こちらをクリックします。
はい、プロジェクトが作成されました。"Build your Action"をクリックして、表示される"Add Actions(s)"をクリックしてみます。
この画面が出ていればOKです。
実際に連携させるところまで試してないのですが、ざっと見た感じ、これ以降は過去の手順でいけると思いますので、DialogFlow/GCP/Voiceflowと連携していけば、VoiceflowでGoogleアクションが作成できるようになると思います。
あとはハンズオン資料をよしなに読み替えていただければと・・・m( )m
ちなみに、Actions BuilderとDialogFlowのどっちを使っているかは、Actions on Googleでプロジェクトを開いた際の左のメニューに違いが出ます。
DialogFlowと連携させている場合にはこんな表示になります。
Actions Builderの場合、こんな感じで選択できるメニューが多いです。DialogFlowでやってることがここでできるようになるのでメニューが多いというわけですね。
まとめ
まさかActions Builderができてこんなところに影響があるとは思いませんでした・・・
VoiceflowでAlexaスキルを作成する場合はAlexa開発者コンソールと連携させるだけなのでかんたんなのですが、Googleアクションの場合はActions on Googleだけではなく、DialogFlowだったりGoocle Cloud Platformだったりとも連携しないといけなくて非常にわかりにくいんですよね・・・
Actions Builder、細かいところまで触れてないのですが、Actions on Googleだけでほぼ完結するような印象なので、非常にわかりやすくていいですね。Voiceflowがこれに対応すればGoogleアクションを作る人がもっと増えるんじゃないかなと思ったりしてます。
ハンズオン資料もそのうち更新したいと思います(インタフェースも変わってるので時間かかりそう・・・)