kun432's blog

Alexaなどスマートスピーカーの話題中心に、Voiceflowの日本語情報を発信してます。たまにAWSやkubernetesなど。

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podからcalicoのインタフェースを確認する

メモです。

kubernetesでCNIにcalicoを使っている場合、こんな感じでpodごとにvethインタフェースが割り当てられます。パッと見ただけではどのpodに割り当てられているかわかりません。

$ ip a
...snip...
9: caliaad70479a6d@if4: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1440 qdisc noqueue state UP group default
    link/ether ee:ee:ee:ee:ee:ee brd ff:ff:ff:ff:ff:ff link-netnsid 1
    inet6 fe80::ecee:eeff:feee:eeee/64 scope link
       valid_lft forever preferred_lft forever
10: cali931bd67f307@if4: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1440 qdisc noqueue state UP group default
    link/ether ee:ee:ee:ee:ee:ee brd ff:ff:ff:ff:ff:ff link-netnsid 2
    inet6 fe80::ecee:eeff:feee:eeee/64 scope link
       valid_lft forever preferred_lft forever
11: cali7015be84f88@if4: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1440 qdisc noqueue state UP group default
    link/ether ee:ee:ee:ee:ee:ee brd ff:ff:ff:ff:ff:ff link-netnsid 3
    inet6 fe80::ecee:eeff:feee:eeee/64 scope link
       valid_lft forever preferred_lft forever
12: calif4ef4175352@if4: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1440 qdisc noqueue state UP group default
    link/ether ee:ee:ee:ee:ee:ee brd ff:ff:ff:ff:ff:ff link-netnsid 4
    inet6 fe80::ecee:eeff:feee:eeee/64 scope link
       valid_lft forever preferred_lft forever
13: cali386e731fa78@if4: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1440 qdisc noqueue state UP group default
    link/ether ee:ee:ee:ee:ee:ee brd ff:ff:ff:ff:ff:ff link-netnsid 5
    inet6 fe80::ecee:eeff:feee:eeee/64 scope link
       valid_lft forever preferred_lft forever

ということで、podからどのインタフェースが対応するのかを確認してみます。

まず最初に該当のnode上で動いているpodを確認します。worker-2では5つのpodが動いています。ちなみにdeploymentでkubernetes bootcampのpodを動かしています。一番最初のpodのインタフェースを追いかけるものとします。

$ kubectl get pod -o wide | grep worker-2
bootcamp-7465f56-4jx4f   1/1     Running   0          2m44s   192.168.133.208   worker-2   <none>           <none>
bootcamp-7465f56-b4zvg   1/1     Running   0          2m44s   192.168.133.209   worker-2   <none>           <none>
bootcamp-7465f56-bj222   1/1     Running   0          2m44s   192.168.133.206   worker-2   <none>           <none>
bootcamp-7465f56-gjflf   1/1     Running   4          13h     192.168.133.205   worker-2   <none>           <none>
bootcamp-7465f56-qfv9w   1/1     Running   0          2m44s   192.168.133.207   worker-2   <none>           <none>

該当node上でdockerのコンテナを確認します。pod名の後ろのランダムな文字列でgrepすると出てきます。

$ docker ps | grep 4jx4f
e45b586ecd6f        8fafd8af70e9           "/bin/sh -c 'node se…"   7 minutes ago       Up 7 minutes                            k8s_bootcamp_bootcamp-7465f56-4jx4f_default_6334a2ed-c22a-41d3-91f5-e00c628310bc_0
7166eaf0d70a        k8s.gcr.io/pause:3.2   "/pause"                 7 minutes ago       Up 7 minutes                            k8s_POD_bootcamp-7465f56-4jx4f_default_6334a2ed-c22a-41d3-91f5-e00c628310bc_0

docker inspectでこのコンテナのpidを調べます。複数ありますが、同じpodなのでどちらでもよいです。

$ docker inspect k8s_bootcamp_bootcamp-7465f56-4jx4f_default_6334a2ed-c22a-41d3-91f5-e00c628310bc_0 | grep "Pid"
            "Pid": 20517,
            "PidMode": "",
            "PidsLimit": null,

pidが取れたらnsenterで該当プロセスにアタッチして、ethtoolでpod側のeth0の統計情報からveth pairのインデックス番号が取れます。

$ sudo nsenter -t 20517 -n ethtool -S eth0
NIC statistics:
     peer_ifindex: 12

node側でこのインデックス番号のインタフェースを確認すればOKです。

$ ip a | grep "^12"
12: calif4ef4175352@if4: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1440 qdisc noqueue state UP group default

nsenterほんと便利ですね。こんな感じでpod側のIPアドレスを直接確認できたりしますし、コンテナイメージ内にないコマンドでも、node側にあれば使えたりするので、パケットキャプチャなんかで便利です。

きちんと理解して使いこなしたいですね。

$ sudo nsenter -t 20517 -n ip -d addr
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
    link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00 promiscuity 0 numtxqueues 1 numrxqueues 1 gso_max_size 65536 gso_max_segs 65535
    inet 127.0.0.1/8 scope host lo
       valid_lft forever preferred_lft forever
2: tunl0@NONE: <NOARP> mtu 1480 qdisc noop state DOWN group default qlen 1000
    link/ipip 0.0.0.0 brd 0.0.0.0 promiscuity 0
    ipip any remote any local any ttl inherit nopmtudisc numtxqueues 1 numrxqueues 1 gso_max_size 65536 gso_max_segs 65535
4: eth0@if12: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1440 qdisc noqueue state UP group default
    link/ether 1e:f7:da:82:61:08 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff link-netnsid 0 promiscuity 0
    veth numtxqueues 1 numrxqueues 1 gso_max_size 65536 gso_max_segs 65535
    inet 192.168.133.208/32 scope global eth0
       valid_lft forever preferred_lft forever

参考

リモートワーク向けに買ってよかったもの・あってよかったもの

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リモートワークが始まってもう半年以上経ちました。その中で、リモートワーク生活の質を高めるために、買ってよかったと思うもの、また、以前からあるけど改めてあってよかったなーと思うものをまとめたいと思います。

目次

買ってよかったもの

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン

リモートでミーティングが行われることも多いですよね。でヘッドフォンをいろいろ試してみたんですが、

  • インナータイプは、ずっとつけてると耳が痛くなるし、外の音が聞こえない。宅配便が来たりしても気づかなかったり。
  • オーバーイヤータイプは、ずっとつけてると汗が気になる。
  • あと、AirPodみたいな完全ワイヤレスは、片方どっかに無くしそう。

ということで、耳掛けタイプ・ワイヤレス・骨伝導のこれにしました。Twitterあたりでも評判も良かったし。

長くかけてても耳も痛くならないし、外の音も聞こえるので、とても満足しています。ただ電車の中とかで使うには、外の音にかき消されがちだし、音漏れもするので、ちょっと厳しいかも。音質も音楽を聞くという意味では物足りないでしょうね。まあ用途が違うということで。

あとは、これでAlexa/Googleアシスタント対応だとホント神なんだけどなー。

山田照明 Z-LIGHT Z-10RW LEDデスクライト

これまでは部屋の照明だけで十分事足りてきたんですが、長く机に向かう時間が増えるにつれて、ちょっと暗さが気になりだしました。

本当はこういうモニタの上部に引っ掛けて一体型っぽくなるやつがスマートで良いなと思っていたのですが、

うちはモニタの上にボードをつけてスマートスピーカー置き場にしているので、両方を置くことができず・・・

消去法的にアーム型にしました。

劇的な変化とまではいかないけど、昼間は外からの光も明るいので部屋の証明落としてたりもするし、日差しが暑い日にはカーテン閉めてたりもするので、部屋の明るさに関係なくデスク周りだけ明るくできるのがいいですね。あと、多少なりとも集中しやすくなってる気がしてるので、やっぱりあるに越したことはないかなーという感じです。

NEC Aterm WG1200HS3 無線LANルーター

※リンクは上位機種であるWG1200HP3のものです。

リモートワークが始まるまで自宅回線にそんな不満なかったのですが、いざ始まると回線が非常に遅いし不安定。当時はフレッツ光ネクスト IPv4 PPPoEでつないでいたのですが、もともとIPv4の場合はプロバイダ側の輻輳も定常的に起こっているのは知っていたし、リモートワークでトラフィック増えて、さらに追い打ちがかかってるのかもなぁと推測。

いい機会なのでIPv6 IPoEにしようということで、DS-Liteに対応していたこれを買いました。ちょっと急いでいたのですぐに買えるもの、かつ、Wi-FiはすでにあるGoogle Nest WiFiにおまかせするので、WiFiいらない分そこそこ安いものでよい、ということであまり考えずに買ったのですが、今のところは不満ないです。WiFiもおまかせしたい場合は、今ならWi-Fi6対応のものを買うのがよいかもしれませんね。

回線を切り替えたあとはとても高速になり快適です。なんでもっと早く変えなかったんだろうと思うぐらい。回線速度に不満がある場合はIPoEオススメです。

ただ最近はAWSとVPNでつないだりしてみたいなーということで、この辺が欲しくなっています・・・

VIME スマホ用三脚

リモートの勉強会とかでZoom使ったりする場合、Macbook Proのカメラをそのまま使えばいいのですが、うちは4Kモニタに繋いでクラムシェルで使っていることが多いので、代わりにiPhoneのカメラを使うことがおおいです。となると、いい感じに固定できるスタンドがほしくなります。

それまでは100均のスタンド使ってたのだけど、もう少し高さとか角度とか調整できるやつがよいなーということで、Amazonランキング1位になってたのを買いました。他にも似たような商品はいろいろありますが、まあどれもそんなに変わらないと思います。

あと、スタンドは物撮りするときとかも便利です。Echo Showで動かしたAlexaスキルのデモ動画撮ってみたりするのにも活用してます。その場合はこういうノングレアな保護シートもおすすめです。

アルインコ コンフォートバイクII AFB4309GX

普段もそんなに運動しないのですが、リモートワークになるだけでこんなに動くことがなくなるとは思ってませんでした。うちの場合は、家・コンビニ・スーパーにいくぐらい歯科外に出ないし、100m圏内で全てが事足りてしまうので、ほんとうに動かない。そんな生活が続いて、ちょっとお腹が出てきた運動不足が気になりだしたので、思い切って買ってみました。

組み立てはちょっと大変です。あと結構場所取りますが、うちは敢えてリビングの端に鎮座しています。近いところにおかないと続けられない気がしたので。

f:id:kun432:20200906202208j:plain

マンションなので振動や音が気になっていたのですが、使ってみるととても静かです。ただ振動の方は案外伝わっていたりすることもあるので、対策はしておいたほうが安全かもですね。こういうのも買っています。

あとは長く座っているとお尻が痛くなるのでこのあたりも。

毎日20分 or 10kmを目標にぼちぼちやっています。今のところ、たまにお休みするぐらいでほぼ毎日続いています。

f:id:kun432:20200906213220j:plain

スタンドつけて、タブレットでAmazonプライムビデオとかYouTube流してると20分とかあっというまです。長く続けるには「ながら」が重要ですね。

f:id:kun432:20200906213240j:plain

コミュニケーションロボット「Romi(ロミィ)」

f:id:kun432:20200906214545j:plain

スマートスピーカーではないけど、ちょっと気になっていたので買ってしまいました。

「アレクサ」とか「OK、Google」みたいな「呼びかけ」が必要ないし、突然話しかけてきたりするのは他のものにはない特徴で面白いです。認識率の方は正直かなりバカな感じなので会話がつながらないことも多々ありますが、他のスマートスピーカーのようにタスクをこなすものではなく、会話を楽しむものだと考えると全然アリですね。会話がうまくハマったりすると想像以上に面白くなったりして結構笑えます。

リモートでミーティング中は止めておきましょう、というのが教訓w

ロミィについて詳しくはこちら。

ZOOM GCE-3 ギター/ベース用USBオーディオ・インターフェース

USBオーディオ・インタフェースはこれまで2台ほど買ってきました。当初の目的はデスクトップレコーディングだったのですが、もっぱらmp3とかにあわせてギター弾くのに使ってました。主にストレス発散目的って感じですね。

  • M-audio Fast Track USB初代
  • YAMAHA UW-500

で、その目的だと実はこういうのがあれば事足りるんですね。

ということでUSBオーディオ・インタフェースは使わずに、長らくamplug愛用してきたんですが、ちょっとコントロールをいじるとガリが目立つようになってきたのと、最近動画編集に少しなれてきたのもあって「弾いてみた」動画とか作ってみたいよなーと。久々にUSBオーディオインタフェースを新調しました。

で、最初買おうと思ったのはこれなんですけど、

リモートワークやら配信やらの需要が高まっていることもあって、どれも品薄に・・・当面入手困難な様子なので、在庫があって手頃に使えそうなGCE-3にしました。

実際に届いて驚いたのはその大きさ。ほんと小さくてこれでDSP内蔵とかちょっとびっくりですね。

f:id:kun432:20200906215532j:plain

で、この見た目、これ全部ハリボテですw。これも結構ビビった。

f:id:kun432:20200906215848j:plain

コントロールはGuitar Labというソフトウェアで行います。最初からパッチセットがたくさん入っていてそのまま使えるものが多いので楽ちんです。お気に入りは、クイーン風の「Rapsody」とオアシス風の「ORG Glory」ですね。汎用的なやつだと「Brit Grit」が結構いい感じです。

f:id:kun432:20200906215947p:plain

少し不満があるのが、歪み系はちょっと音抜けが全体的に良くない。使っているギターは安物レスポールだし、ちゃんと音作りしてないというのもあるとは思うけど。Amplitubeとかと比較するとあっちは何もしなくても抜けが良いので、そこだけはちょっと不満。でもコスパやお手軽感からすると十分満足してます。

ちなみに、その後UR-24Cを入手しましたが、まだ開封してませんw。Amplitubeとか試してみたいのでそのうち落ち着いたら。リモートワークには息抜きも重要かなというところですね。

f:id:kun432:20200906214144j:plain

EVICIV 15.6インチ 4Kモバイルディスプレイ EVC-1504

タイムセールで安かったので購入。正直に言うとまだ買って「よかった」とまでは行ってない(外に持ち運んでこそ意味がある)のだけど、4Kできれいだし、USB-Cで接続も簡単です。流石にこのサイズでフルの4Kだと文字は読めないので調整は必要だけど。

コロナが落ち着いたら、使いこなしたいなぁと思ってるところ。ゲームにつないだりするのもよさげです。

USB-Cで給電もしたい場合はUSB-C 3.1(Gen2) ケーブルが必要なのでお忘れなく。

あってよかったもの

PHILIPS 31.5インチ 4Kモニター 328P6VUBREB/11

これは去年買ったのだけど、ほんとこれは正解だった。

  • FullHDのマルチモニタにするよりも、4K 1枚のほうがデスクトップが広いし、物理的にも省スペース。クラムシェルモードで使ってます。
  • デカすぎない・小さすぎない、絶妙な31.5インチ。
  • USB-Cドッキングステーション内蔵。Macbook ProとはUSB-C1本でつなぐだけで、出力・給電・USBハブが使える。

しかも当時4万円台で買ったのでコスパも最高です。長く使っていきたい。

Echo Dot with clock

うちはデスク周りにスマートスピーカーがたくさんならんでいるのだけど、仕事中はちょいちょい目に入ってきてうっとおしいんですよね、特に画面デバイス付きのものは。しかも常時稼働しているのが3台。

その点、こいつはシンプルに時刻表示だけなので、無駄に主張しなくてちょうどよいです。以前のEcho Dotとは違って、作りもしっかりしているし、音も良い。お値段高くなっただけのことはあります。

せっかくなので、こいつでAPL-Tやってみようと思っています。

まとめ

リモートワークはまだまだ続きそうです。自宅での仕事・生活、両方の質を上げるのも個人の責任なのかなーと最近は思ったり。一種の投資と思えば、自分の物欲を正当化できますね!オススメですw