kun432's blog

Alexaなどスマートスピーカーの話題中心に、Voiceflowの日本語情報を発信してます。たまにAWSやkubernetesなど。

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大阪スマートスピーカーミーティング #7 で LTしてきた

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@gaomarさん主催の「大阪スマートスピーカーミーティング」でLTしてきました。社外では初のLTです!

osaka-driven-dev.connpass.com

資料

動画(23:00〜50:40あたり)

内容

最近はもっぱらAlexa Hosted使ってお手軽スキル開発が多いんですが、永続セッションについていろいろ調べてたら、

  • ググってもDynamoDB使う事例が多い。Alexa HostedではDynamoDB使えないんで、S3使うのかー
  • s3-persistence-adapterの使い方は大体わかったけど、ユーザIDじゃなくてデバイスID単位にするにはどうすればいいだろう?
  • ところでAlexa Hostedの無料枠、S3のPUTリクエスト2000回/月ってスキルたくさん作ると結構厳しくない?
  • バケット名は環境変数から引っ張ってきてるのか、コードに含めなくてもいいからgithubとかで公開する場合も気をつけなくてもいいなー

という感じでいろいろ気づきや知見を得ました。これからスキル開発初めてみようという人もAlexa Hosted使う人多いでしょうし同じ道をたどるんじゃないかなーと思ったので、Alexa Hostedで少し凝ったことをやりたくなってきた場合のまとめ、みたいなものがあれば、という趣旨で作ってみました。

あと、時間が余った場合に備えて、最近お試ししてみたblueprintsについてもすこしまとめておきました、こっちはおまけです。

感想

なんかこう書きたいことを気にせずまとめていったらスライドが70ページ近くに・・・画面キャプチャも多いし、大丈夫じゃないかなー、とか思ってたんですが、全然時間オーバーで10分枠の予定が30分ぐらい喋ってました、てへぺろ。後ろに他のLTの人がいなかったのと時間的にも大丈夫ということだったので助かりましたけど、ここは反省ですねー、次回に活かしたいです。

反省もありつつも、こんなに話したいことがあったのかというのは気づきだったし、自分で言うのもなんですけど結構スムーズに話してたんじゃないかなと思います。そこは主催者・参加者の皆さんのアットホームな雰囲気に助けられた面が大きいです、皆様、ありがとうございました!

LTのあとは、名刺交換したり、お菓子食べながらみんなで雑談してました。

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「大阪駆動開発」のステッカーもいただきました!早速貼りました!

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最後に

ということで次回もあります!私も参加します!またなんかLTしたいと思ってます。ぜひスマートスピーカーについて話しましょう。

JAWS DAYS 2019に行ってきた

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周回遅れもいいところですが、JAWS DAYS 2019に行ってきたので、まとめです。主にAlexa関連のセッション中心に回ってきました。


音声ではじめる新しいオンライン決済サービス体験ワークショップ(Okamoto Hidetakaさん・清野 剛史さん)

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  • 一言で言うとほんと楽しかった。感想はこれに尽きる。
  • Code Star初めて触ったけど便利。デプロイの時間がもっと短ければ・・・
  • Twilio、昔から興味あったので、触れてよかった。Amazon Connectにも興味が出てきた。
  • お昼の時間が気になって当日は電話かかるところまでだったのですが、家に帰ってから無事完走しました!
  • 資料公開されてます。オススメ!

qiita.com

  • 俄然課金に興味が湧いたので参加します!

ランチ

非エンジニアの皆様に贈るAlexaスキル開発ができるようになるまでのリアルな道のり(河本 貴史さん)

dev.classmethod.jp

  • ノンコーディングでインプットして、勉強会でアウトプット、さらにコーディング、という成長の流れが見えてとても良かった。
  • voiceflow、私も触ってます。とても良いツールです。
  • 日本語周りはまだ少し予期しないエラーが出たりします。このあたりの知見はどこかで教諭したいな。
  • ノンコーディングもいいけど、コーディングできるとやれることの幅が広がるので、一つづつできることを増やしていきたいです。

視覚障害学生のチームによるAlexaスキル開発―スマートスピーカーでワクワクしよう―(筑波技術大学Alexa開発チーム)

www.cs.k.tsukuba-tech.ac.jp

  • スキルアワードファイナリストの杉崎さんのチーム
  • 視覚障害を持っていることを正確に伝えられない。視覚障害を体験してもらえるような音の世界。
  • 開発の様子がすごい・・・ www.youtube.com
  • きちんと担当が分かれていてチーム開発されている。すごい。
  • スキル、無事リリースされたそうです!
  • 「個性」を理解していける優しい社会の一歩、という言葉は胸に残る。画面付きスキルも増えてきたけど、やっぱり音声によるコミュニケーションをきちんと実装しないとダメと痛感。

Alexaスキルのグロースハック(伊藤 清香さん)

  • スキルリリースしたが継続的に使われない問題。長く愛されるスキルの作り方。
  • ATARIショック、、、確かに。
  • 統計情報を活用してスキルの改善に役立てるというのはなかなかできていないな、、、
  • テキスト表示が多い場合は画面、アプリのプッシュ代替としてリマインダー、プレイ回数等の記録による達成感が重要。参考になる。

「Alexaスキルを安心・安全に開発運用するためのAWS自動化ソリューション」(清野 剛史さん)

  • 安定のせーのさん。
  • スキル開発勢いでやってしまいがちだが、業務でやるならそれではダメ。きちんと開発プロセス回そう。今までのノウハウが使える。
  • Code兄弟、もっと使っていきたい。
  • 環境分けてきちんとバージョンコントロール。解析もきちんとやる。
  • やっぱり一線級の人は違う。めちゃめちゃ参考になる。

スキル 開発 100 チャレンジ 中間報告 (松葉 有香さん)

  • "#スキル開発100チャレンジ"の方です。いつもすごいなーと思ってTwitter見てます。
  • 当日時点で51個!ほんとすごい。
  • イデアの出し方参考になります。
  • 100個目指してがんばってください!
  • 100個には及ばないかもだけど、負けずに一つでも多く作りたい。

上記以外にもたくさん興味深いセッションがありました。各セッションの資料はいかにまとまってます。

qiita.com

JAWS DAYS、久しぶりに行ったのだけど、今回はAlexa関連セッション見たいという目的が明確にあって、AAJUGで少し見知った方もいたし、懇親会にも参加したし、少しだけだけどスピーカーの方ともお話できたりしたので、自分的には過去のJAWS DAYSとはぜんぜん違う充実感がありました。コミュニティって少しでも参加する意識を持つと見え方が変わるんだなというのを実感しました。

来年もまた行きます!

Alexa Skill Blueprintsでスキルをリリースしてみた(USのみ)

blueprintsを使ってスキルを申請してみたのでその結果です。

結果

申請、無事にパスしました!

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そして、Alexaダッシュボードにも公開されました!

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amazon.comの方は、検索しても出てこないので、Alexaダッシュボードのスキルのページにある「シェア」からリンクを直接引っ張ってきたら見えました。

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blueprintsでも、statusがLiveに、VisibilityがPublicになってます。

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ということでリリースしたのはこれです。

気づいたこと

やっぱり統計情報はどこにも出てこないようです。どれぐらい使われているかを知るすべがないことになります。。。

まとめ

もともとテンプレベースで作るので審査パスする確率も高いと思います。扱うコンテンツに問題がなければほとんど通るんじゃないでしょうか。

統計情報はどうも取れないみたいですけど、それもそこまで問題になるかなぁ、というところですね。スキルの性質にもよると思うのですが、ふと思ったのは、Q&Aとかを使ってヘルプデスク的なものを作った場合、どういう質問が多いか?というところを改善のポイントにする事が多いと思うので、その場合は統計取れないのはちょっと痛い気がしますね。

とりあえず簡単なのは間違いないので日本でも使えるようになったら気軽に試してみてください。