#VUIchallengeの第4回です。テーマは「Utterance collection」。
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お題
The challenge
Users can refer to the same service in many different ways. That's the magic of conversational interaction. Collect at least 10 utterances for users asking for a food recommendation.
Jesús' Tips
If you run out of ideas I strongly recommend you to use some research. You can search for similar services online, blogs, etc. or even run a quick survey on LinkedIn or twitter.
DeepLによる日本語訳
課題
ユーザーは、同じサービスをさまざまな方法で参照することができます。それが、会話型インタラクションの魅力です。おすすめの食べ物を教えてほしいというユーザーの発言を10件以上集めてください。
Jesúsのヒント
もしアイデアが尽きてしまったら、リサーチをすることを強くお勧めします。類似のサービスやブログなどをオンラインで検索したり、LinkedInやtwitterで簡単なアンケートを取ってみるのもいいでしょう。
デザイン
同じことをいうにしても、ユーザの発話はさまざまです。これらのバリエーションに対応するために、サンプル発話を多数用意しておくというのはVUIの基本ですね。
サンプルとして、今日の夕食のメニューを提案するというスキルで考えてみましょう。
「我が家の食卓」をひらいて
「我が家の食卓」です。
晩ごはんの献立にお悩みのあなたに代わって、晩ごはんのおすすめをご紹介しますよ。「今日のおすすめのメニューを教えて」といってみてください。
今日のおすすめのメニューを教えて
今日のおすすめは、うなぎ丼です。汗ばむ日々も増えてきたので、今のうちにスタミナをつけて、暑い夏を乗り切りましょう!
ユーザが迷わないように呼びかけ例を提示していますが、2回目以降になるとユーザはもっとシンプルに呼び出したくなるでしょう。
今日のおすすめをおしえて
おすすめのメニューをおしえて
おすすめをおしえて
今日のおすすめ
おすすめのメニュー
違う表現になる場合もありますね。
今日のおすすめの晩ごはんは何?
今日のおすすめの夕食は何?
今日のおすすめの献立は何?
献立のアイデアをちょうだい
こういうふうに単語が違う場合はスロットを使うのも手ですね。
直接的ではない表現の場合も。
おなかすいたー
献立もう考えたくないよー
代わりに考えてー
このように、サンプル発話をたくさん揃えておくと、いろんなユーザごとの言い回しに対応ができます。
そして、なれてくるとスキルを起動してから発話するのではなく、ワンショット発話を使って直接目的の発話を行いたくなりますが、その際にも役に立ちます。
アレクサ、「我が家の食卓」に今日のおすすめを聞いて
アレクサ、「我が家の食卓」で献立のアイデアを
アレクサ、おすすめを「我が家の食卓」に聞いて
まとめ
サンプル発話は多ければ多いほど色んなバリエーションに対応できます。いろんな言い方に対応できるようにしておきましょう。いいアイデアがない場合は、ヒントにあるように、似たようなサービスやブログを調べたりするのもおすすめです。