先日のAAJUGでの「初心者がアレクサスキルを作って地域商店街においてみた話」がとても気になり熱が冷めないうちに見ておこう、ということで行ってきましたレポです。
開発は株式会社TAMさんです。TAMさんのWantedlyにも載ってますね。
現場レポ
場所はここです。
JR天満駅から5分ぐらいですかねー。ただ駅からは路地のような細い道をずーっと進むので、迷うかもしれませんね。
とりあえず入り口です。会社帰りによったので、もう暗くなってて、ビルの全景は写真撮りませんでした。どっかググってください。個人的に昔の天満市場とかこの辺の景色をよく知ってて、ずいぶんときれいになったなーという印象です。
で、入り口の真横にあります。一度中に入ってどこに置いてあるかわからず奥まで行って一度戻ってきてたりしたのはいい思い出です。
てってれー、テンション上がりますねー
発話例が書いてあります。最近は外国人観光客も結構来るということで、トイレの場所や、なにか買いたいものをどこで売ってるか?とか、よく聞かれるものが載っているみたいです。
上記とは別にマニュアル的なものも用意されてますね。可愛い感じです。
カウンターには地図がぶら下げてあります。きちんと英語でも書かれてます。
ということで、お待ちかねのAlexaスキルです。Amazon Echo Dotが2台並んでて、左が日本語、右が英語になってました。
まずは日本語から試してみます。日本語のEcho Dotは「アレクサ、天満市場を開いて」で起動します。実際にやってみます。
次は英語です。英語の方は「Amazon, Open Tenma Market」で起動します。ウェイクワードを変えているわけですね。英語の発音についてはご容赦ください。。。(でもこんな発音でもきちんと聞き取ってくれるAlexaってすごい!と思います)
うっかり「アレクサ」と呼んで、日本語のほうが立ち上がってしまうのは複数台Echoを持ってる人にはあるあるですよね。
きちんと盗難防止も考えられてます。写真には写ってないですが、手書きのメッセージで「持ってかないでね」とか「故障の場合はこちらまで連絡ください」みたいなものも書いてあって、ほんわかしました。
まとめ
こういう実例を目の前で見ることはそうそうないので(そもそも事例自体が少ないのもありますし)、会社からも近いし、昔から知ってる場所なので、勢いで行ってみましたが、実際に動いているものを見るとちょっとテンション上がりますね。行ってよかったです!
あと、こういう公衆スペースでの活用、かつ、外国人向けにも提供、というケースは、今後必ずニーズが出てくる(というか今でもあるはず)と思っていて、以前から興味を持っていますが、現状のAlexaは家庭ユース想定であり、言語の逐次切り替えなどもできないことから、スキル側で多言語対応しつつEchoを言語ごとに用意する、というのがまあ落とし所って感じじなんでしょうね。事業者側の立場だと関係ないスキル使われたくない、いろいろ細かく管理したいといったニーズもあると思うので、Alexa for Business/Alexa for Hospitalityとかが早く日本でも使えるようになることを切に願っております。
でもそういう制約の中でチャレンジしたTAMさん、グッジョブ!
現場からは以上です。