Voiceflowのアップデートはまだ続きます。Proプラン以上になりますが、コラボレーション機能のアップデートをご紹介します。
1. リアルタイムコラボレーションがProで使えるようになりました!
リアルタイムコラボレーション機能は、Teamプラン以上でないと使えなかったのですが、そのひとつ下のProプランから使えるようになりました!チームでの利用がやりやすくなると思うので、Proをご利用の方はぜひ試してみていただきたいです。
We launched a lot in @VoiceflowHQ 's major release today - here's a preview of only a few of the features.
— Braden Ream (@ReamBraden) 2020年8月12日
Not mentioned is deep-linking of slots/variables into the model manager or RTC becoming a PRO feature! pic.twitter.com/q73NFtK3DU
2. コラボレーション参加用リンクを発行することできるようになりました!
プロジェクトにコラボレーションメンバーを追加する場合、これまではプロジェクトのオーナー側で追加したいメンバーのメールアドレスを登録していたのですが、オーナーが発行するリンクをクリックするだけでコラボレーションに参加できるようになりました。
右上の"+"をクリックします。
これまでは上の入力欄にメールアドレスを入れて"Send Invite"をクリックすると招待メールが飛んでいたのですが、一番下のCopy Invite LinkをクリックするとクリップボードにURLがコピーされますので、それを相手に送るだけです。左のリストで権限を設定できます。
コラボレーション用リンクは24時間のみ有効です。
メンバー側でリンクをクリックしてログインすると、コラボレーションに参加できるようになります。
オーナー側でもメンバーが追加されていることがわかりますね。
メンバーごとに権限を細かく設定したい場合はこれまでのメールアドレスを登録する方法で。権限一律でマルっと参加してもらうにはリンク方式で、というふうに使い分けるのが良いと思います。
一つ注意すべき点としては、コラボレーションはワークスペース単位です。プロジェクト単位に限ったコラボレーションはできませんのでご注意ください。
3. コメントシステムがリニューアルされました!
今回の目玉はこれです!以前まで使えていたコメントシステムはこんな感じでした。
単純に文字列を追加できるだけのものですね。まあないよりはマシって感じでした、正直。
で、同じことはキャンバスマークアップでもできます。こちらのほうができることの幅が広いですね!画像を差し込むこともできますし。
今回新しくリニューアルされたコメントシステムは全然違います。見てみましょう。
左下の吹き出しアイコンをクリックします。
コメントモードになります。キャンバスの適当なところでクリックすると入力欄が出てきます。
コメントを入力して”POST”をクリックします。
コメントが登録されました。右側にも見えているようにちゃんとスレッド管理されるんですねー。
コラボレーションメンバー宛にメンションすることもできます。"Reply"をクリックしてコメントを続けてみましょう。
"@"を入力するとメンバーが表示されるので、メンションしたいメンバーを選びます。
メンバー宛にコメントを書いて"Post"します。
登録されました。
メンバー側でも見てみましょう。メンバー側のワークスペース画面(プロジェクトが一覧で表示されている画面ですね)の右上のベルアイコン、これ公式からの通知等で使われるんですが、なにか来ているようですね。クリックします。
はい、コメントでメンションされていることがわかりますね。"Comment"をクリックします。
コメントモードでプロジェクトが開きました。ただどこでメンションされているかはわからないですね。そのあたりは改善が必要かも。
コメントでまあこんな感じでやり取りして、終わったら右上のチェックをクリックします。
"Resolved(解決済)"のメッセージが表示されて、コメントのスレッドがなくなりました。"Open"をクリックすると"Resolved"なスレッドを見ることもできます。
ちなみにメンションしたときはこんな感じでメールも飛んでます。
このように、以前のコメントシステムからは大幅にパワーアップされていて、ちょっとしたToDoやタスク管理もできるようになりました。チームでの使う場合にはとても便利ですね!
いかがでしょうか?Proプラン以上ではありますが、VUI開発をチームとか業務とかでされている方には非常に大きなアップデートだと思います。ぜひご活用ください!