札幌、大阪、に続き、福岡にも行ってまいりました。今のところ皆勤賞です。ちょっと時間も経ってしまいましたがまとめます。
tl;dr
- 博多は空港も新幹線もアクセスいいし、いい感じにまとまっていてとても暮らしやすそう。
- LINE福岡シャレオツだった。Wi-Fiも電源もあって環境最高だった。
- ラーメンうまかった!
トークのまとめ
レガシーPerlと「今」を組み合わせ、開発を継続し続ける方法 (山下和彦さん)
レガシーなPerlとうまく付き合っていく方法。私も数年前、更にもっと古いPerl5.Xと付き合っていたことを思い出しました。。。。 ここでもDockerやgoがうまく活用されている様子。docker、ちょっと最近改めて勉強中。さらっと使えるようになりたいと思います。
稼働中の Web サービスの Perl 処理系バージョンアップをしていく話 (astjさん)
当たり前だが、バージョンアップはコツコツやろうという話。確かにこれサボると次がどんどん苦しくなる。これも技術的負債だよね。 なかなか上の方の人には理解してもらいにくい話だと思うのだけど、きちんと意義を説明して、一定の稼働を見込んでやっていけるようにしたい。
ウェブセキュリティの最近の話題早分かり(徳丸浩さん)
www.slideshare.net
おお、あの徳丸さんだ、ちょっと感動。しかも最近の脆弱性案件をデモ交えつつというなかなか見れない光景。 脆弱性はきちんと対応しないといけないとは思うものの、脆弱性情報だけだとよくわからない場合もあったり、実際にやられるケースが想像できなかったり、で後手に回ることもある。が、こうやって実際に見せられると怖いね。コツコツ、タイムリーに対応していけるようにしたい。
コンテナを「守る」仕組みから、中身を理解しよう!(近藤宇智朗さん)
dockerなどのコンテナを支える基本的な技術の紹介。コンテナ便利なんだけど、こういうのをきちんと知っておけば、パフォーマンスだったりとかリソース管理にとかっていうところで役に立つはず(クラウドなら気にしない富豪的アプローチになるのかもだけど)。dockerあらためて慣れておこうと思ってた矢先なのでとてもよかった。
システム障害をめぐる冒険 (タケタニヒロト)
(資料見つからず)
時間が足りなくて、実際のコマンドとかを見れなかったのは残念。ログをいろいろ調べたりするのにワンライナーは非常に有用なので、そのあたりのノウハウとかちょっと知りたかったなー。
Productive Development Organization (柴田博志さん)
チームとしての生産性を上げるにはツールなり環境なりを整備するというところはもちろんなんだけど、制度だったり組織だったり、というところもやっぱり重要なんだな。ここはエンジニアとしては苦手というか変えれないと決めつけてるようなところもあるので、頑張っていきたい。個人的に、一般職的な人にgithub使ってもらう、というところのノウハウはもっと掘り下げて聞いてみたいところ。
ランチセッション
今回もお弁当いただけました。非常にありがたいことです。
未来のプログラマー達へ ~Perl入学式卒業生から~ (tomcha_)
tomcha_さんは、一度なにわPerlに参加させてもらったことがあって、そのときに少しだけ話したのとTwitterフォローしてるぐらいしか面識ないんですが、まさかお役人さんだったとは。。。この業界的な経験とかだけなら多分私のほうが長いと思うんですが、こうやって実際にアクションを起こされている方を見ると、経験とかそういうことではなくて、勇気を持ってアクションすることが何かを生み出すには必要なんだなとほんと実感します。見習わないと。
未来志向のCPANモジュール開発 - アイデアを生み出し実装する方法 (木本裕紀さん)
未来指向のCPANモジュール開発.pptx - Microsoft PowerPoint Online
「業務に役立つPerl」は、ちょうど仕事でワンライナーやらスクリプトやらガンガン書いてたときに、もっと系統立ててやりたい、と思ってたときにちょうど発売されたので、結構読み込ませてもらいました。CPANモジュールを作った経緯を、アイデアとか発想の仕方とうまく絡めてパターン化されていて、非常に分かりやすかったのが印象的。いろいろわからなくても、真似たり試行錯誤して手を動かすのが大事というのは、最近実践していることなので今後も継続していきた。
Web API の未来 (Takatsugu Shigetaさん)
個人的に業務でAPIを書くこともない(そもそもプログラマではない。多少使ってる部分はあるけれども。)というところで、REST+JSONってのがそこまでいろんな遺産を背負ってるとは思ってなかった。とはいいつつ、自分でJS書くようになって非同期とかめんどくさいなーとは思ったし、APIのRate Limitみたいな話はあながち関係ないわけでもないので、GraphQLみたいなものが今後どういう風に改善していくのかは興味を持って追っていきたいと思う。
グローバルなエンジニアを目指す為の入門的な話 (YUさん)
www.slideshare.net
個人的に業務でもやっている部分なので非常に興味があったトーク。とはいってもせいぜい言語切り替えて表示するだけなんだけど。タイでメールアドレスを持っていない人が多いから電話番号等を認証に使う方が良いとかはなかなか知り得ないよね。こういうのはほんとにやってみないとなかなか得れないノウハウだと思うので、こういう場で聞けるのはホント貴重。
i18nとかl10nとか非常にややこしいので、このあたりも参照すると良い。
そいや、こういう本も出るらしいです。 tatsu-zine.com
The plan of Aniki 2.0 (karupaneruraさん)
www.slideshare.net
すいません、ORマッパーは使っていません。。。。が興味だけはあるので今度試してみようと思っています。
サービスディレクターの意思決定を支える技術(AirReaderさん)
Googleのツールの話。これ非常に興味はあったのだけど、自分で使うわけではなくて会社の同僚で技術系ではない人たちでも使得るかどうかという観点で見てました。が、ブログの方でも書いてあるとおり、Analyticsとかタグマネージャとかってきちんと使うには知識と理解が必要(Analyticsとかあまりいじったことないですが癖は感じます)というところをきちんと理解できるかどうか、だなと。私の周りでAnalytics使ってる人できちんと理解してる人っていない気がしてて。その辺が課題ではあるけども、まあ使えるツールをうまく使うというのは大事ですね。
Inside Evalpark - the evolution of sandboxing(Dan Kogaiさん)
danさんが前からこういうのをやっていたのは知っていたけど、sandboxみたいな環境においては、自由度とセキュリティというところのバランスを色々工夫する必要がある、そしてそれがまさにコンテナだというところで、とても印象的だった。
巨大Perlプロジェクトに、Dockerが出会った(acidlemonさん)
またもやコンテナネタ。ローカル開発環境でのいろいろな辛みを解決するためにDockerを入れた話。ローカル環境の話はトライしやすいとは言えど、CIも含めてきちんとされているようですごいなぁ、と思う反面、やっぱりDockerは開発プロセスに組み込んで使うことが前提になるので、商用への導入はそのあたりも含めてトータルでやらないとやっぱり厳しいんだな。全体的なプロセスも考えつつ、今後も少し勉強していこうと思いました。
LT
長野雅広さん
冒頭の謝罪がw Solr使って、機械学習でタイムラインのパーソナライゼーション。高速化がすごい。
Masayuki Matsukiさん
songmuさんのモジュールの話。というかほんとすごい数。木本さんのアイデアの話とも通じるところがあった。
高山温さん
脆弱性報奨金制度の話。無理筋はやらずに企業ごとに考える。とても現実的な内容でよかった。
codehexさん
Okinawa.pmの話。というか、次はYAPC::Okinawaかー、いいなー、行きたいなー。
nasa9084さん
Emacsの話。というか、Emacs使ったことなくて、最近はVS Code。。。。
Keynote(山本 竜三さん)
というところで、飛行機の時間もあり実はここでタイムアップ・・・・
まとめ
なんか日頃の疲れを多少引きずったままの参加となってしまったのだけど、やっぱりいい刺激を確実にもらえるのがYAPCだなー。とても楽しかったです。
今回もご当地ステッカーもらえたし。
空港でもラーメン
さて、次は沖縄、ということなのだけど、これさすがに家庭内稟議も日程調整も厳しい感を感じています。。。。 が、なんとか皆勤賞目指したいところ。。。。