2018年の振り返りでも書いたのだけど、昨年末に期限が来ていた、AWS認定SysOpsアドミニストレータ・アソシエイトの再認定、無事2回目で更新できました!以前とは大幅に出題範囲が違ってたのに面食らって、1回は落ちたのですが、無事再認定パスしたということで、どういう勉強したかを残しておきます。参考になれば。
AWS認定の遍歴
- AWS認定ソリューションアーキテクト・アソシエイト、SysOpsアドミニストレータ・アソシエイト、共に2014年に取得
- その後、2016年に両方とも再認定。
- 昨年待つ、ソリューションアーキテクト・アソシエイトは合格、SysOpsアドミニストレータ・アソシエイトは不合格
- 今回SysOpsアドミニストレータ・アソシエイト再認定、無事合格
スペック
- ISPのインフラエンジニア、サーバ(Solaris/Linux)がメイン。キャリアだけは長い。メールとかDNSとかRadiusとかをオンプレのデータセンターで面倒見てました。LPIC Level3保持。
- FW/L2SW/L3SW/LB/VPN/SAN/NASとかデータセンターにありそうなものは一通り触ってます。
- 仮想化レイヤーはあまり触ってません。Solarisコンテナでローコストな検証環境作ったぐらい。
- クラウドは、AWS/GCPともにプライベートで多少いじるぐらいで業務経験ゼロ。
まあ、ちょっと古めのインフラエンジニアで、広く浅く、って感じだと思います。
1回目不合格の敗因
昨年夏に試験範囲の見直しがあり、一応知ってはいたものの、
- もともと、初めて受けた時も最初の再認定のときも、ソリューションアーキテクト向けの勉強しかしてなくて、それでもまあなんとかなった、って感じだった。
- しかも直前のソリューションアーキテクトの再認定を無事パスしたのもあって、大丈夫だろうと舐めていた
のが敗因ですね。ちなみに、試験ガイドを今見ても、具体的にどう変わったのかまでは読み取れないので、多分だめだったんじゃないかと思います。
で、落ちた後、どう勉強したら良いかなとーと思って調べてみると、AWS認定の勉強方法などをまとめられている海外のブログがありました。
上記にも書いてありますけど、
AWS Certified SysOps Administrator – Associate exam is quite different from the previous one with more focus on the error handling, deployment, monitoring.
ってことで、ソリューションアーキテクトも更新はされてますけどある程度これまでの知識でイケたのに対して、SysOpsはそうではないと。ちなみに点数的にもボロボロでした。
勉強方法
まず、ソリューションアーキテクト・アソシエイトは持ってる前提です。ソリューションアーキテクトで、AWSサービスの基本知識となる部分を固めて、プラスSysOpsの運用寄りな知識をつけるのが効率的です。ソリューションアーキテクト対策としては、

合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト
- 作者:大塚康徳(日立インフォメーションアカデミー)
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2016/08/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
しかなかったんですけど、今だと黒本とかのほうがいいのかもしれません。
別にも出るみたいですね。
私が一番最初に受けたときはこういう書籍がなかったので、入門書いろいろ買って手を動かすのと、Black Beltをひたすら読むって感じでした。ただ書籍が揃ってきた今でも、手は動かしたほうが断然理解が進むと思います。
で、SysOps向けには、とりあえずいろいろ探して、UdemyのCloud GuruのSysOpsコースが一番お安かったのでそれで進めることにしました(普通に買うと結構するんですが、マメにセールやってて、そのときに買うと安いです。私の場合は1200円でした。)
https://www.udemy.com/aws-certified-sysops-administrator-associate/
これを毎日の通勤時に見てました。基本的に英語、あと多分UKなんですけど、それほど聞き取りづらい感はなかったし、まあ技術的な用語ばっかりなんで十分わかるって感じです。
このコースの良いのは、
- 大きく分けて10章、各章ごとに約10チャプター程度で構成されていて、1チャプターが約5〜15分程度で空き時間にできる。
- 1.25倍速とかにしても聞き取れるし、むしろ効率よく進めれる
- 各章・各チャプターの最後に、試験対策向けに重要なポイントをまとめてくれる。
ってところですね。特に最後のまとめのところは良いんじゃないかなと思います。私も一通り流したあと、試験直前にはまとめだけ復習しました。
上記以外は、初見のサービスとかは実際に少し触ってみたりしたぐらいですね。
試験
試験内容については触れませんが、個人的には2回目だけどやっぱり難しかったという印象です。特にSysOpsの場合はその名前通り、運用寄りのトピックが中心になるので実際の運用経験があればもっとスッと入ってくるのかなーと思いますが、それがないと一般論の範疇でしか想像できないので、やっぱり厳しい感があります。
まだスコアレポートもらってないのでわかりませんけど、過去もソリューションアーキテクトのほうが良くて、SysOpsはそれよりも少し点数下がる、って感じなので、まあギリギリ合格とかじゃないかなと推測してます。
2019/2/12 追記 スコアレポート見てみたら思いのほか出来てました。ソリューションアーキテクトよりも点数良かったのは意外ですが、できてないと思ったときのほうが点数良いってのはまあテストでありがちな話ですね。
今後
とりあえず、以下の2つのどちらかをやる予定です
GCPは最近触ってないのと、情報がほとんどないので、デベロッパーの方がやりやすいかなぁと。個人的にもAlexaスキル作ってたりすることもあって、AWSをやる方がいろいろいいかなと思ってます。
ただ、アソシエイト全制覇しても、実運用してないとプロフェッショナルレバルは難しいと思うし、ストアで買える合格の特典グッズは変わらないんですよねぇ、、、むしろ違うグッズ買えるクラウドプラクティショナー取りたくなります。(ノベルティ駆動学習型なので)
ま、少し考えます。とりあえずは再認定パスしてホッとしてます。