kun432's blog

Alexaなどスマートスピーカーの話題中心に、Voiceflowの日本語情報を発信してます。たまにAWSやkubernetesなど。

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2020-01-01から1年間の記事一覧

Alexa Live 2020メモ: Conversational Interfaces Faster with Alexa Conversations②

Alexa Live 2020のまとめの続き。前回に続き「Conversational Interfaces Faster with Alexa Conversations」のPart2です。 前回でだいたい実装イメージのところまで終わってますが、裏側でどんなことをやっているかのところをまとめたいと思います。 目次 …

Alexa Live 2020メモ: Conversational Interfaces Faster with Alexa Conversations①

Alexa Live 2020のまとめの続き。今回はライブで参加していたセッションから「Conversational Interfaces Faster with Alexa Conversations」です。 Alexa Conversations、以前のニュースだとスキル開発を大きく変えるような印象でしたが、どうでしょうか?…

2020年7月 振り返り

7月の振り返りです。相変わらず気持ち的にはアップ&ダウンを繰り返しています。。。 資格を取る GCPの資格試験は期限が年内に延長になりました。一応は失効というステータスになってるみたい。使うこともないし、もういいかなという気がしてます・・・ 毎月…

今更ながらプロアクティブイベントAPIを試してみる② そう、Voiceflowでもね!

周回遅れネタでしたが、前回は前フリで、今日が本題です。 Voiceflowでプロジェクトを開いて、右上の歯車アイコンをクリック、「設定メニュー」を開いてみましょう。 プロジェクト名や呼び出し名を設定できますね。ここで”Advanced”タブをクリックします。 …

今更ながらプロアクティブイベントAPIを試してみる①

手を動かして理解しようシリーズ(今作った)です。一度はやってみたいと思っていたプロアクティブイベントAPIによるプッシュ通知を試してみたいと思います。 参考にさせていただくのは「Alexa Deep Dive」の第5章、せーのさんのパートです。 PDFが無料で読…

apla-responderモジュールを使って、APLドキュメントを書かずにコードでAPL for Audioを実装する

APL for Audio向けにAdam Rannさん(@adamderann)がこんなnpmパッケージを公開されてました。早い! APLAドキュメントのディレクティブを使わずに、responseBuilderをラップして直接ハンドラーの中に書き込むような形で使えるようです。まだまだ開発中とい…

Alexa Live 2020メモ:Integrate Mobile Apps with Alexa Skills

On-the-Goその2のメモ。 Alexa Built-in devices ハンズフリーでAlexaが使える、アプリを起動する必要なし Xiaomi/OnePlus/Motorola/LG/Sonyの一部機種のスマートフォン モバイルアクセサリー Buds/Frames/Loop サードパーティ製品 Alexa for Apps reduce f…

Alexa Live 2020メモ:Fresh Air for Alexa Skills: Take Your Voice Experience Out the Door

on-the-goのセッションも気になっていた。メモ。 Alexa Device Everywhere Alexaデバイス Echo Auto Alexa in your car マイクx8、far-field tehnology geolocation対応 ウェアラブル Echo buds Echo Frames Echo Loop 外のほうがマルチタスクを求めている S…

Alexa Live 2020メモ:Building Rich and Satisfying Alexa Games

Web API for Games、難しくてあまり理解できてないかもだけど、とりあえずメモ。 Alexa Web API for Games GA リッチな体験 Webオーディオ リアルタイムなタッチ/Fire TVのリモコンによるインタラクション なれたデバッグツール グラフィックのさらなるコン…

Alexa Live 2020メモ:The Secret to Building Better Customer Experiences

リアルタイムに見てないセッションを後追いで見たのでメモ。まずは「The Secret to Building Better Customer Experiences」から。 メモ NUL Evaluation Accuracy Deep Neural Network based DNN-NLUによりもっと認識が正確になった インテント/スロットが正…

Voiceflowでやってみるシチュエーショナルデザイン ④自然な会話にする

Voiceflowでやってみるシチュエーショナルデザインの最終回です。今回は「自然な会話にする: 一方的なコミュニケーションではなく、会話ができること」がテーマです。 Alexa道場のシチュエーショナルデザインの回はこちら。 シチュエーショナルデザインの日…

APL for Audio を試す

Alexa Live 2020で発表された機能の一つに"APL for Audio"というものがあり、個人的にずっと切望してた機能なのでとても嬉しいです!早速やってみました。 これまでの課題 以前、AAJUG京都のLTで話してますが、Alexaで一つだけ不満があるのが「オーディオと…

Voiceflowでやってみるシチュエーショナルデザイン ③わかりやすくする Part2

Voiceflowでやってみるシチュエーショナルデザインの第3回Part2です。前回に引き続き「わかりやすくする」がテーマですが、シチュエーショナルデザインの日本語ドキュメントにあるプリンシパルをいくつかをピックアップしてVoiceflowで実装してみましょう。 …

Voiceflowでやってみるシチュエーショナルデザイン ③わかりやすくする Part1

Voiceflowでやってみるシチュエーショナルデザインの第3回です。今回は「わかりやすくする」がテーマです。「わかりやすくする」というのはどういうことでしょうか?サブテーマの方も「階層型のメニューではなく、すべてのオプションをトップに配置すること…

Voiceflowでやってみるシチュエーショナルデザイン ②パーソナライズする

Voiceflowでやってみるシチュエーショナルデザインの第2回です。今回は「パーソナライズする」がテーマです。パーソナライズは、対話デザインで行うものと、実際に何らかのデータと連携するような技術的な要素が必要なものがありますが、前者を中心にまとめ…

Voiceflowでやってみるシチュエーショナルデザイン①柔軟性をもたせる

Alexa道場で紹介されていたシチュエーショナルデザインの話。これを実際にVoiceflowでやってみたいと思います。 シチュエーショナルデザインの日本語ドキュメントは以下にあります。 ポイントは以下の4つ。 柔軟性を持たせる: ユーザーが自分の言葉で話しか…

Interceptorを使ったアトリビュートの管理をざっくり理解する

Alexa道場の最新エピソードで、Alexa Champion伊東さんによる「シチュエーショナルデザイン」の話を見ました。「シチュエーショナルデザイン」についてはVoiceflowでどうするか?というのをまとめたいと思いつつ、今回注目したのはライブコーディングの方で…

Alexa Live 2020の個人的な見どころ

Alexa Live 2020まで残り3週間となりました。ここのところ大きなイベントがなかったので、とても楽しみです。日本では深夜になりますが、前日・翌日とちゃんと休みを確保したので、夜ふかししながら見たいと思います。 で、イベント公式サイトでアジェンダが…

Voiceflow日本語チュートリアルの新シリーズ

6/11に公開して周知はしていたのですが、そういえばここでは書いてなかったことに気づいた! 以前にいろいろVoiceflowの日本語ハンズオン資料は作っていましたが、時間が経ってUIが変わってしまったりしていたので、改めて最新のUIに対応したチュートリアル…

AWS PrivateLinkで、異なるAWSアカウントの複数の重複するVPCレンジを接続する一例

AWS

自分用メモです。 前回、Organizations+SSOを使って、開発・ステージング・本番を複数アカウントで別々に管理するのをやりました。 で、実際にはここからVPCを作ってサブネット作って・・・みたいに環境を作っていくことになりますが、環境は分けたとしてもV…

Voiceflow Updates: サンプル発話とカスタムスロットの一括インポートが可能になりました!(Proプラン以上向け)

Pro以上のプラン向けですが、サンプル発話とカスタムスロット値の一括インポート機能という、非常に便利な機能がリリースされました!早速ご紹介します! サンプル発話 まずはサンプル発話です。 日本語チュートリアルでご紹介している「コーヒーショップ」…

2020年6月 振り返り

6月の振り返りです。少し復活しました。 資格を取る 進捗はなし。GCPの再認定がいよいよ7月中。とりあえず再認定受ける方向で始めます。 毎月スキルを作る 久々にタイマーAPIを使ってスキル作ってます。早めに出してしまいたいところではあるけれど、ask-cli…

Prometheusをざっくり理解する

Kubernetesの監視はPrometheusがデファクトスタンダードになっており、インストールもk8sクラスタ上に行うのが一般的です。が、今回はPrometheusをざっくり理解するために普通のサーバに入れてみようという、今更だけど自分用メモです。 Prometheusとは ちゃ…

ask-cli v2でAlexa-hostedスキルを作ってみる

2020/07/11追記 治ってるみたいです。ask-cli-2.11.1で確認してます。 2020/07/03追記 ask-cli v2でalexa-hostedの場合に、pushしてもskill-packageが更新されない(lambdaは更新される)という方は以下の手順でやってみてください。 $ ask new $ cd スキル…

VoiceflowでGoogleアクションを作る場合の連携手順がちょっとだけ変わりました

2020/12/19追記VoiceflowのGoogleアクション連携はすでにDialogflowからActions Builderに移行しています。この記事の手順は、記事作成時点のDialogflowからActions Builderへの移行途中の手順であり、現在はもう不要です。 公式のフォーラムに質問が上がっ…

AWS Organizations + AWS Single Sign-Onでマルチアカウント管理を試してみる

AWS

個人で使う分には全く必要ないと思いますが、ゆえあってAWS Organizationsを始めてみます。Oragnizationsの記事はQiitaあたりに結構あるので、あくまでも個人メモ。 事前準備 Oragnizationsを始める場合、いきなり既存アカウントを使うのではなく、新規アカ…

Voiceflow Updates: Promptブロックとは何か?

Voiceflowのアップデートがいろいろある中で、最後にご紹介するのはPromptブロックです。これVoiceflowに慣れていないとちょっとわかりにくいと思いますので、内容的には中級者以上だと思っていただければと思います。 そもそも Promptブロックの話をする前…

Voiceflow Updates: いろいろなUIのアップデート

ここ数日で色々アップデートされてますので、まとめて更新。Promptブロックだけは後でまとめます。 ダッシュボード まず、ログインすると出てくるダッシュボードが変わりました。 Voiceflowにはワークスペースという概念があります。ワークスペースは課金プ…

Voiceflow: キャンバスのマークアップ&エクスポート機能 βテスト先行レポ

キャンバスマークアップ機能とエクスポート機能のβテストが今日から始まったので早速レポです。ちなみに、有償プラン以上の機能になりますのでご注意ください。 キャンバスのマークアップ キャンバスのマークアップ機能は、キャンバスを文字や画像で装飾がで…

Voiceflow Updates: ChoiceブロックのElseパスが使いやすくなりました

Voiceflowで新しいアップデートがありましたので、早速試してみました。 Choiceブロックで、どのインテントにもマッチしない発話が来た場合はElseパスを使います。で、普通はもう一度インテントを受け取るために大体こんな感じにします。 今回のアップデート…