kun432's blog

Alexaなどスマートスピーカーの話題中心に、Voiceflowの日本語情報を発信してます。たまにAWSやkubernetesなど。

〜スマートスピーカーやVoiceflowの記事は右メニューのカテゴリからどうぞ。〜

APL for Audioで音声にあわせてオーディオの再生時間を自動で調整する②

APL for Audioで、発話の長さに合わせてオーディオの再生時間が自動で調整される機能の第2回です。前回はオーディオの長さ>発話の長さでしたが、今回は逆にオーディオの長さが発話よりも短い場合についてご紹介します。 公式のブログはこちら。 前回の記事…

APL for Audioで音声にあわせてオーディオの再生時間を自動で調整する①

概要 APL for Audioで、発話の長さに合わせてオーディオの再生時間が自動で調整されるという地味に嬉しい機能が追加されました。 これ何が嬉しいのか?実際にやってみましょう。 概要 これまでのAPL for Audioのめんどくさかったところ Durationプロパティ …

Voiceflowの新しいステップ、Directive Stepがリリースされました!

Voiceflowの新機能、「Directive Step」がAlexa・Google両方向けにリリースされましたので、ご紹介します。 これまでVoiceflowは各機能のことを「ブロック」といってきましたが、正式には「ステップ」という言い方に変わっていますので、今後は「ステップ」…

いまさらながらAPLを理解する ①ことはじめ

もうホントいまさらですが、ずっと食わず嫌いだったAlexaのマルチモーダル用言語『APL(Alexa Presentation Language)』をきちんとやって理解しようと思います。 目次 目次 APLとは? APLとは? APLの主なコンポーネント レイアウト 項目の切り替え APLオー…

2021年1月ふりかえり

今年一発目の振り返りです。 音声関連 自作スキル・アクションの開発に力を入れる Googleアシスタント向けアクションを作って公開する スマホアプリを作って公開する スキル開発はまだ何もできていないけど、いろいろGoogle周りを確認中。あと、ちょっと気に…

Voiceflowでカスタムアシスタント向けテストツールがNLP/NLUに対応しました!

前回ご紹介したVoiceflowの「カスタムアシスタント」向けに新しい機能として「テストツールのNLP/NLU」対応がリリースされましたのでご紹介します。 NLPとは? NLPは"Natural Language Processing(自然言語処理)"の略で、人間が普段何気なく使っている言語…

kube-prometheusでKubernetesの監視環境をマルっと用意する③

前回、前々回でkube-prometheusの導入方法についてご紹介しました。 今回はカスタマイズです。 目次 目次 設定とカスタマイズ オーケストレーションツールごとの設定 nodeport有効化 ingressで公開する まとめ 設定とカスタマイズ 設定とカスタマイズについ…

kube-prometheusでKubernetesの監視環境をマルっと用意する②

前回はQuickstartに従ってkube-prometheusを動かすところまでやってみました。今回はjsonnetを使ったカスタマイズをやってみたいと思います。 前回はこちら。 目次 jsonnet環境の構築 jsonnetは、JSONを出力するためのテンプレート言語およびツールです。 そ…

kube-prometheusでKubernetesの監視環境をマルっと用意する①

Kubernetesで監視を行う場合は一般的に Prometheus AlertManager Grafana みたいな組み合わせが多いかと思いますが、これを一つづつ用意するのは手間です。kube-prometheusを使うとこの手間を省いて一通り用意してくれます。 github.com 早速やってみましょ…

いまさらだけどGitHub Actionsを試してみる②

前回の続きです。 前回はこちら。 GitHub Actionsの設定ファイルを見ていきます。 目次 目次 GitHub ActionsとGitHub Packages CI設定ファイル name on jobs steps GitHub ActionsとGitHub Packagesの連携 実行状態/結果を見る まとめ GitHub ActionsとGitHu…

いまさらだけどGitHub Actionsを試してみる①

いまさらですがGitHub ActionsをつかってGitHub Packageにパッケージを公開するところまでやってみようと思います。 ということで、こちらのQuickstartに従って進めてみます。 写経なのでメモです。 目次 目次 レポジトリの準備 GitHub Actionsのパッケージ…

"Kawaii" voice assitances and robots in Japan

I participated in VoiceLunch Global on 1/19 because Tomoharu Ito, who is one of Alexa Champions in Japan and also one of organizers of VoiceLunch Japan district, talked about state of the voice tech in JAPAN. His talk was well-explained an…

Kubernetes Dashboardをサクッと立てる

テスト用にKubernetes Dashboardを立てたい場合のメモ。kubectl patchを使ってみたかっただけ。推奨しないw Kubernetes Dashboardのインストール kubernetesのレポジトリにあるmanifestをそのまま入れる。alternativeを使っているのはHTTPでアクセスしたい…

2021年の目標&やりたいこと

例年通り2021年の目標&やりたいことです。 音声関連 自作スキル・アクションの開発に力を入れる Googleアシスタント向けアクションを作って公開する スマホアプリを作って公開する 去年まではどちらかというと情報発信がメインになっていましたが、今年は少…

VoiceflowでAlexa・Google以外のカスタムなアシスタントが作れるようになりました

Voiceflowの新機能のご紹介です。これまでのVoiceflowで作れるのは、 Alexaスキル Googleアクション の2つでしたが、新たに「カスタムなアシスタント」が作れるようになりました。さっそくどういうものか見ていきましょう。 カスタムアシスタントの新規作成 …

Actions SDKのレスポンス指定について色々調べてみた

Googleの新しい対話モデル構築ツールである「Actions Builder」使っていますか? Dialogflowに比べるといくらか複雑性が減って、シンプルなものであればwebhookでバックエンドに流さなくても、Actions Builderだけでかんたんに対話モデルやレスポンスを作る…

Alexa+SwitchBotで音声スマートホームにトライしてみた

ひと足お先に1/3から仕事始まりでもう休みが欲しくなっていますが、気を取り直して・・・ Amazonの新年初売りセールやってますね。前からほしいなと思っていたSwitchBotボットが少しだけ安くなっていたので、買ってみました。 目次 目次 必要なもの 流れ Swi…

技術書典10で買った本&ちょっとだけレビュー

ちょうど冬休みに入る頃から技術書典10が始まってます。 今回もたくさん買ったのでご紹介、あと一部は読み終わったのでかんたんにレビューしました。 読み終わった VoiceXMLって知らなかったけど、IVR向けのSSMLみたいなものらしいです。すでに活用できると…

「音声UX 〜ことばをデザインするための111の法則」を読んだ

あけましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。今年一発目の記事です。 年末に以下の書籍が発売されていました。 音声UX 〜ことばをデザインするための111の法則作者:安藤 幸央発売日: 2020/12/29メディア: Kindle版 ここしばらくは音声関…

2020年ふりかえり

今年はコロナ一色でしたね。ということで、2020年の振り返りです。年頭に立てた目標と比較して、何ができて何ができていないか?を見ていきます。 資格を取る AWS認定DevOpsエンジニア - プロフェッショナル →未達 Certified Kubernetes Administrator (CKA)…

2020年12月ふりかえり

いつもは翌月に書くのですが、今回はちょっと早めに。12月の振り返りです。 資格を取る 進捗なし。 毎月スキルを作る ここも進捗なし。 公開済14個 申請中0個 開発中7個 アウトプット 勉強会はちょい少なめですが、ありがとうございました。 hopin.com voice…

Flutterに入門してみる ⑦最初のアプリ Part5

前回は画面遷移をやりました。こういうやつ。 今回はテーマを使ったUIの変更です。codelabsも今回が最後です。 テーマの変更 テーマの変更はThemaDataクラスを使います。MyAppクラスのMaterialAppにthemeプロパティを追加して、ThemeDataクラスを使って以下…

Flutterに入門してみる ⑥最初のアプリ Part4

前回、画面タッチによる状態の保存および画面上での反映までやりました。 今回は画面遷移です。codelabsの続きを進めます。 ルート Flutterでは新しい画面のことを「ルート」と呼ぶそうです。最初のホーム画面のルートからお気に入りを表示する画面のルート…

すでに作成しているAlexa-hostedスキルをローカルにcloneする

ブラウザだけでコードが書けてとてもお手軽なAlexa-hostedですが、慣れてくるとローカルでより効率よく開発したいという気持ちが湧いてくると思います。そこで、すでに作成済みのAlexa-hostedスキルをローカルにcloneするやり方をご紹介します。 Alexa-hoste…

PIN Confirmationのメニューが表示されていたのでGAかなと思ってやってみたけど、やっぱり開発者プレビューで使えなかったので、しょうがないからPerson Profile APIを試してみた話

ラノベみたいなタイトルですいません。 スマートスピーカー Advent Calendar 2020 に空きがあったので、クリスマスもう終わってますが後から追加です。11日目の記事です。 ちょっと前にUSのAlexa公式ブログのほうで、"PIN Confirmation"という新しい機能がな…

Alexa(Voiceflow)でKubernetesのPodを増やしたり減らしたりする

スマートスピーカー Advent Calendar 2020 に空きがあったので、クリスマスもう終わってますが後から追加です。4日目の記事です。 KubernetesやってるとPodの増減とかをAlexaでやってみたくなりますよねー。ということで、もう何番煎じかわかりませんが、や…

買ってよかったもの 2020年

お題「#買って良かった2020」 今年も残すところ残りわずか、ということで、今年買ってよかったものをまとめておきます。前に「リモートワークで買ってよかったもの」をまとめてますが、それ以外のもので10個選んでみました。 目次 目次 買ってよかったもの x…

Voiceflowにおける会話のコンテキストを考える ⑥環境コンテキスト

「Voiceflowにおける会話のコンテキストを考える」シリーズのやっと最終回です。今回は「環境コンテキスト」です。 この記事は「Voiceflowにおける会話のコンテキストを考える 」シリーズの第6回の記事です。他の記事は以下にあります。よろしければあわせて…

Voiceflowにおける会話のコンテキストを考える ⑤過剰なスロット

「Voiceflowにおける会話のコンテキストを考える」シリーズの第5回です。今回は「過剰なスロット」です。 この記事は「Voiceflowにおける会話のコンテキストを考える 」シリーズの第5回の記事です。他の記事は以下にあります。よろしければあわせて読んでみ…

超個人的 Voiceflowの2020年振り返り&ちょびっと2021年予測も!

昨日は今年最後のVoiceLunchJPの「Vo年会!」でした。 今年1年のVoice界隈を振り返ってワイワイしゃべろう、ということでいろいろ話ができて楽しかったです。その中で、Voiceflowの今年1年にも少し触れてみたのですが、改めてブログでもまとめておきたいなと…